2016年5月30日月曜日

「留学生リレー日記」第13回 自分が持てる分だけ、買おう

トラブル編の第3回はチュービンゲン大学の川口さんの執筆です。何気ないところに思わぬところに落とし穴が...。どんなトラブルにも落ち着いて冷静に対処したいものです。



「分不相応な買い物をしてはいけない。」
経済的な事情も鑑みても、学位留学をしている人たちは、そういったことはしないと思います。それでも、ドイツのような日本に比べて物価が安い外国に、収入がある形で留学してしまうと、ついつい気が大きくなってしまうのが人間というものです。

僕の場合、ドイツに来てすぐは諸事情により野菜・果物を取る機会がなく、みずみずしい生鮮食品に飢えていました。語学コースでできた友人がスーパーに行くというので、たまたまついていったのですが、野菜・果物のなんと安いこと!例えば、りんごは1キロたったの2ユーロでした。これがEUの力か!と感嘆し、りんご、いちご、ぶどう、桃、オレンジ、からの野菜ジュース!とカゴいっぱいに色とりどりの野菜果物たちを詰め込み、レジで会計し物価の安さに再び感嘆したまではよかったものの、思わね落とし穴が!

ドイツはエコの国、エコバックは必須です。僕はそうした準備を全くしておらず、「これ阿修羅さんじゃないと全部持てない」レベルの沢山の野菜果物を必死で両手で抱えて帰宅することになりました。実は袋もレジで売っているのですが、そのときは全く気づきませんでした。帰宅途中、電車の乗り降りでいくつかの野菜・果物は、もう持ち運びは無理と悟り、泣く泣く駅に置いていった記憶があります。

他にも、小型冷蔵庫をネット通販で買ったときのことです。ドイツの場合、配達時に不在だったため、最寄りの集配所に届いてしまうということがありました。取りに行くと「これまた阿修羅さんじゃないと(略)というヘビーさ……。このように「買えるけど、持てない」という過ちを数々犯してきました。「お金があれば何でも買える」と思いがちですが、買ってから家に持って帰るまでが買い物です。こんな当たり前のことを留学当初はてんぱってて忘れてしまってました。留学当初は、とにかく早く生活を落ち着けたい気持ちを抑え、まず自分が落ち着くことが大切だと感じました。



写真:地元のスーパーの様子。ジャガイモは2kgから売ってます。



留学生リレー日記
第1回 プロローグ(1) アメリカとドイツからこんにちは
第2回 プロローグ(2) じゃがいも&ドライブ&シェアハウス
第3回 大学紹介編(1) いざボストンへ
第4回 大学紹介編(2) 棚から...
第5回 大学紹介編(3) 星を眺めて、哲学にふける
第6回 大学紹介編(4) Q&Aその1
第7回 日常生活編(1) アイスホッケーはじめました
第8回 日常生活編(2) 心理的ハードルが低くなる
第9回 日常生活編(3) チョコとポテトは必需品
第10回 日常生活編(4) Q&Aその2
第11回 トラブル編(1) アメリカの洗礼
第12回 トラブル編(2) ビザが届かない!
第13回 トラブル編(3) 自分が持てる分だけ、買おう
第14回 エピローグ 私にとって留学とは、将来への展望



執筆者プロフィール

  趙 雪薇 (ちょう ゆきばら)
タフツ大学 生物医療工学科の大学院1年生 修士卒業後に渡米
研究内容は細胞外小胞を用いた細胞のリプログラミングへの応用
  滋井 康人(しげい やすと)
テキサスA&M大学 海洋学科大学院1回生 大学院卒業後就職し、社会人留学
構造地質や堆積学等、地質学の習得を目的として留学
川口 雄久(かわぐち かつひさ)
チュービンゲン大学 International Max-Plank Research School of Neural & Behavioral Sciences 博士課程1年目 学部卒業後に渡独、修士修了
研究内容は、セロトニンの視覚情報処理における役割

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発行責任者: 武田 祐史
編集責任者: 日置 壮一郎
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2016年5月23日月曜日

「留学生リレー日記」第12回 ビザが届かない!


トラブル編の第2回はテキサスA&M大学の滋井さんの執筆です。届かなかったのは宅配ピザではなく、ビザです。そういうことが平気で起こるのがすごいところですよね。ビザが届かなくて渡航が半年遅れるなんてことも・・・。


海外での生活は日本とは勝手が違うので、留学を含め海外で長期間滞在したことのある人であれば、何かしらトラブルに見舞われた経験があると思いますし、これから海外で長期滞在するという人は、おそらくそういう経験をすることになると思います。かくいう僕も、渡航前から大小問わずいろいろなトラブルに見舞われました。

一つはビザに関するトラブルです。以前にも書いたように、留学準備から渡航までにそれほど時間がなかったので、特に渡航前の手続きはかなりスケジュールがタイトでした。

大学から正式に合格通知が来たのが7月中旬で、それから留学生事務を担当している部署に、J-1ビザの申請に必要な書類(DS-2019)の発行を依頼したのですが、その際私が提出した書類に不備があるということで再提出を求められました。結果的には不備はなく、担当者の勘違いということだったのですが、それを理解してもらうのに少し手間取ったのと、ちょうどビザの発給システムに遅延が出ていたことが重なり、結局ビザを受け取ったのは渡航日の前日でした。留学までの半年は、本当にギリギリの綱渡りでした。

渡航してからはそれほど大きなトラブルには遭遇していませんが、Wifiがプレゼンの前日に使えなくなったとか、火災警報機が夜中に誤作動して一睡もできなかったとか、ガラガラヘビを道端で見て悲鳴を上げたとかいう事案はありました。これは聞いた話ですが、Travel Signatureを貰わず日本に一時帰国してしまった残念な人がどうやらいたみたいです。彼は留学生事務に連絡して書類を郵送で送ってもらい、無事再入国出来たそうです。

特に事務手続きに関しては、日本の役所や大学事務に比べてこちらははるかに不親切なので、できる限り時間的に余裕を持って申請等した方がいいとつくづく思いました。


写真:日陰に佇むリス (テキサスの野生動物がこんなかわいいやつばかりだったら。。。)




留学生リレー日記
第1回 プロローグ(1) アメリカとドイツからこんにちは
第2回 プロローグ(2) じゃがいも&ドライブ&シェアハウス
第3回 大学紹介編(1) いざボストンへ
第4回 大学紹介編(2) 棚から...
第5回 大学紹介編(3) 星を眺めて、哲学にふける
第6回 大学紹介編(4) Q&Aその1
第7回 日常生活編(1) アイスホッケーはじめました
第8回 日常生活編(2) 心理的ハードルが低くなる
第9回 日常生活編(3) チョコとポテトは必需品
第10回 日常生活編(4) Q&Aその2
第11回 トラブル編(1) アメリカの洗礼
第12回 トラブル編(2) ビザが届かない!
第13回 トラブル編(3) 自分が持てる分だけ、買おう
第14回 エピローグ 私にとって留学とは、将来への展望


執筆者プロフィール

  趙 雪薇 (ちょう ゆきばら)
タフツ大学 生物医療工学科の大学院1年生 修士卒業後に渡米
研究内容は細胞外小胞を用いた細胞のリプログラミングへの応用
  滋井 康人(しげい やすと)
テキサスA&M大学 海洋学科大学院1回生 大学院卒業後就職し、社会人留学
構造地質や堆積学等、地質学の習得を目的として留学
川口 雄久(かわぐち かつひさ)
チュービンゲン大学 International Max-Plank Research School of Neural & Behavioral Sciences 博士課程1年目 学部卒業後に渡独、修士修了
研究内容は、セロトニンの視覚情報処理における役割

2016年5月16日月曜日

「留学生リレー日記」第11回 アメリカの洗礼

今週から3週間は海外生活で出会ったトラブルについてお届けします。タフツ大学の趙さんはアメリカへ渡航した直後から病院探しをしたとのこと。ひとつひとつのことに慣れていくまでは、たくさんのトラブルに出会いますね。

 
アメリカに到着したその翌日、私は病院探しに奔走していた。日本を出る直前にブヨに刺され、その部分が長時間のフライトによる血行の悪化で腫れ上がってしまったのだ。アメリカは医療費が非常に高いと聞いていたため心配したが、幸い大学が自動的に加入してくれていた保険が既に有効になっていたようで、大学の保健センターを訪ねたら無料で診療してくれた。

診療室に入り症状を簡単に説明する(ブヨの英単語は事前にバッチリ調査済みである)までは無事に済んだところで、身長と体重を聞かれ答えに詰まる。そう、アメリカでは単位がフィートとポンドなのだ。「分かりません。」と答えると看護師さんが苦笑いしながらその場で適当に測ってくれた。ブヨのことは知っていても自分のことを知らないのではどうしようもない患者である。

その後、処方された強めの飲み薬についてネットで調べてみるとアジア人女性の体型にしてはかなり多い量が処方されていた。結局その薬は放置して飲まず、その数日後、ブヨ刺されは無事治ったのであった。

このように病院に限らずとも、日本の細やかなサービスに慣れているとアメリカでトラブルになることが多々ある。電話がオペレーターに繋がるまで何時間もかかったり、書留郵便が配達されていなかったり。おもちを焼いていたら火災報知器を作動させてしまい、雪の中、消防士の点検が終わるまで待ったこともあった。こういったトラブルも後で考えると留学の楽しい思い出の一つなのかもしれない。


写真:火災報知機を作動させてしまい、消防士の点検を雪の中待つ。



留学生リレー日記
第1回 プロローグ(1) アメリカとドイツからこんにちは
第2回 プロローグ(2) じゃがいも&ドライブ&シェアハウス
第3回 大学紹介編(1) いざボストンへ
第4回 大学紹介編(2) 棚から...
第5回 大学紹介編(3) 星を眺めて、哲学にふける
第6回 大学紹介編(4) Q&Aその1
第7回 日常生活編(1) アイスホッケーはじめました
第8回 日常生活編(2) 心理的ハードルが低くなる
第9回 日常生活編(3) チョコとポテトは必需品
第10回 日常生活編(4) Q&Aその2
第11回 トラブル編(1) アメリカの洗礼
第12回 トラブル編(2) ビザが届かない!
第13回 トラブル編(3) 自分が持てる分だけ、買おう
第14回 エピローグ 私にとって留学とは、将来への展望


執筆者プロフィール

  趙 雪薇 (ちょう ゆきばら)
タフツ大学 生物医療工学科の大学院1年生 修士卒業後に渡米
研究内容は細胞外小胞を用いた細胞のリプログラミングへの応用
  滋井 康人(しげい やすと)
テキサスA&M大学 海洋学科大学院1回生 大学院卒業後就職し、社会人留学
構造地質や堆積学等、地質学の習得を目的として留学
川口 雄久(かわぐち かつひさ)
チュービンゲン大学 International Max-Plank Research School of Neural & Behavioral Sciences 博士課程1年目 学部卒業後に渡独、修士修了
研究内容は、セロトニンの視覚情報処理における役割

2016年5月2日月曜日

「留学生リレー日記」第10回 Q&Aその2

留学生リレー日記も10回目を迎えました。今回は、前3回のみなさんの留学生活の記事で編集部が気になったことに対するQ&Aをお送りします。



Q1. 趙さんの記事で「アイスホッケーをすればいい論文が書けるとの誘い文句でアイスホッケーを始めた」とありますが、論文の執筆に対するプレッシャーはありますか?

論文3本が修了要件なので、プレッシャーはかなり大きいですね。第1著者で最低2本、あと1本は第2著者でも大丈夫です。それ以上の本数となると、先生の指導方針も大きいと思います。先生がテニュアを取るまではとりあえず論文の本数を重視し、取ってからはいい論文をいいインパクト・ファクター(IF)の雑誌に投稿するという傾向があると思います。
修士なので、論文を書く必要はなく、プレシャーはほとんどないです。ただ、自発的に指導教官に対してアピールし、指導教官にテーマを探してもらっており、今年の夏休みの間にプロジェクトをさせてもらう予定です。
プレッシャーはかなり感じますが、趙さんのおっしゃる通り指導教官がまだテニュアではないというのが大きいですね。テニュアになるための業績評価期間である2年以内に実績を出す必要があり、メンバーとして先生をサポートするためにも書かないといけないです。雑誌に関しては、IFが低いものに多く投稿するのもOKですが、基本的にドイツの研究所だと本数はあまり関係なく、IFの高い雑誌に掲載される方が重要とされています。

留学先の先生を選ぶ基準として、先生がテニュアをもっているのかいないのか、どんな雑誌に論文を発表しているのか、という点は必ずチェックしておきたいですね。また、論文を書くプレッシャーというのは、先生がグラントを取るために公表できるデータ・実績が欲しいという側面が大きいと思われます。





Q2. 滋井さんの記事で「人間関係のストレスは留学に来て減った」とありますが、人間関係のストレスはみなさん減るものなのでしょうか?それとも逆に異文化の中で他のストレスが増えるというようなことはないのでしょうか?
私はもともと会社で働いていたので、その頃の社会人生活と比較すると、今は上司からの勤務評定や飲み会もなく、ストレスはかなり減りました。だた、英語の問題や異文化の問題で、悩みを友達にうまく伝えられない、打ち明けられないというストレスはありますね。会話をするときには実際の発言だけではなく、ニュアンス等の部分で気分がうまく伝わらないとフラストレーションがたまるかもしれません。

減ったと思います。日本では建前が大事で、例えば夜遅くまで上の人が残っていたり、みんなが頑張っていたりすると、自分一人帰れない雰囲気があったりしました。また、修論前には頑張って執筆している姿勢を出すことが大事で、長く研究室にいましたが、こちらでは各自が自分の生活を大事にしていて、自由に来て帰ったりしているので、人間関係全般でのストレスが減ったと思います。ただ、やはり渡米した直後は英語でのコミュニケーションに問題があり、プライベートと仕事どちらでも、伝えたい事がうまく伝わらないことが多かったです。

私も人間関係のストレスが少なくなりましたね。ただ逆にとても小さい町なので少々退屈という面はありますね。修士で渡独した際には、大学院の環境に溶け込むのにとても苦労しました。授業についていくのは大丈夫でしたが、友達を作ったり、ドイツでの生活になじんだりするのにとても時間がかかりました。むしろやることがないので、新しいことを始めないと逆に何もないということがストレスに感じますね。だから新しいことに挑戦するハードル非常に下がったと思います。私の場合は、大学の卓球部に参加し、練習をしています。
 
人間関係のストレスはみなさん全体的に減るようですね。ただ語学のコミュニケーション上でのストレスを感じることが多いようですね。順調な留学生生活を送りためにも、何か新しいスポーツや趣味を始めるのがいいのではないでしょうか。





Q3. 川口さんの記事で「仕事で疲れていると週末にひきこもることも結構ある」とありますが、もしインターネットが無かったらどんな留学生活になっているか想像できますか? 
本当に想像がつかないですね(笑 ドイツには、昔から多くの日本人学生が主に音楽を学びに来ていましたが、どうしていたんでしょう。インターネットでは、基本的にSNSを使うことが多いです。最近、電子書籍で日本の漫画を読んだりもしますが、ドイツでは著作権の関係で残念ながら見れない日本のミュージックビデオも多いです。
インターネットが無かったらそもそも論文の検索ができないので、研究が進められません(笑 あと、私はよく実家の両親に電話しているので、それが重要な心の支えになっています。メールがなかったら教授の細かい指示を受けることができなくて不便ですね。毎回面と向かって会うのは大変ですし。
インターネットがないと日常の楽しみがなくなって加速的に枯れていってしまうかもしれませんね(笑 逆に引きこもり体質は物理的にいやでも改善されそうですが。

ひと昔前と比べ、インターネットのおかげで、気軽に日本の親類や友人とも連絡が取れ、留学のハードルも下がったと言えそうです。せっかくの留学生活ですので、現地でしかできないクラブ活動などとうまくバランスをとって、充実した生活を送りたいですね。


Q4. 海外で生活をする上で気になる治安の問題ですが、留学を始めてから何か危険を感じたり、トラブルに遭遇したりしたことはありますか?

 
特に危険な目にあったことはないですが、アメリカは銃社会なので、いつも気を付けるようにしています。最近近くで銃に関わる事件があり、犯人が逃亡するという事件がありました。でも周りのみんなはとても落ち着いているので驚きました。
 
特にありません。カレッジステーションは大学街なので全体として治安がいいです。ただ、テキサスはまもなく大学内に銃の携行が可能になるので、少し注意はしています。
 
全くありませんね。最近ドイツは難民問題を抱えていて、私も新聞やニュースでよく目にしますが、チュービンゲンはとても小さな街なので治安の悪化は全く感じられないですね。ただ、近くの高校の体育館が難民キャンプになっていて、体育の授業ができない、というのは聞きました。

あまり危険な目にあった方はいないようですが、注意をするに越したことはないですね。



留学生リレー日記はまだまだ続きます。次回からのテーマは留学生活で出逢ったトラブルです。
第11回へ続く


留学生リレー日記
第1回 プロローグ(1) アメリカとドイツからこんにちは
第2回 プロローグ(2) じゃがいも&ドライブ&シェアハウス
第3回 大学紹介編(1) いざボストンへ
第4回 大学紹介編(2) 棚から...
第5回 大学紹介編(3) 星を眺めて、哲学にふける
第6回 大学紹介編(4) Q&Aその1
第7回 日常生活編(1) アイスホッケーはじめました
第8回 日常生活編(2) 心理的ハードルが低くなる
第9回 日常生活編(3) チョコとポテトは必需品
第10回 日常生活編(4) Q&Aその2
第11回 トラブル編(1) アメリカの洗礼
第12回 トラブル編(2) ビザが届かない!
第13回 トラブル編(3) 自分が持てる分だけ、買おう
第14回 エピローグ 私にとって留学とは、将来への展望


執筆者プロフィール

  趙 雪薇 (ちょう ゆきばら)
タフツ大学 生物医療工学科の大学院1年生 修士卒業後に渡米
研究内容は細胞外小胞を用いた細胞のリプログラミングへの応用
  滋井 康人(しげい やすと)
テキサスA&M大学 海洋学科大学院1回生 大学院卒業後就職し、社会人留学
構造地質や堆積学等、地質学の習得を目的として留学
川口 雄久(かわぐち かつひさ)
チュービンゲン大学 International Max-Plank Research School of Neural & Behavioral Sciences 博士課程1年目 学部卒業後に渡独、修士修了
研究内容は、セロトニンの視覚情報処理における役割

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発行責任者: 武田 祐史
編集責任者: 日置 壮一郎
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